スターシーズ、日本エネルギー総合システムから系統用蓄電所事業用地を譲受

■政府支援背景に戦略投資を決定

 スターシーズ<3083>(東証スタンダード)は6月12日、日本エネルギー総合システム(JEIS社)から愛知県豊橋市の系統用蓄電所事業用地を譲り受けることを決定したと発表した。譲受対象の土地は952平方メートルで、中部電力パワーグリッド株式会社による接続枠を確保済みであり、定格出力は1,999kW、定格容量は8,000kWhとされる。同社は、政府支援の拡充や制度整備の進展を受け、系統用蓄電池事業の本格始動に向けた重要なステップとしてこの決定に至った。

 同事業では複数のパートナー企業と連携体制の構築を進めており、すでに株式会社ダイサン、KDDIグループの株式会社エナリス、さらに中国のShanghai Robestec Energy Co., Ltd.との間で秘密保持契約や業務提携契約を締結している。現在、蓄電池関連資材の調達や、EPC業務、アグリゲーションなどに関しても実務的な調整が進行中であり、事業の段階的な構築が進められている。

 なお、今回の譲受には資産の移転や負債の継承は含まれておらず、譲受価額は非開示ながら、過去の適時開示に記載された資金(13億5千万円)の一部を充当予定としている。譲受日は6月17日を予定しており、今後の業績予想や会計処理については現在精査中である。状況次第では本事業用地の売却も含めた柔軟な対応を検討する方針としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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