
■時系列的にはサステナビリティ経営に関する情報開示も好感されている様子
セガサミーHD(セガサミーホールディングス)<6460>(東証プライム)は6月19日、6日続伸基調で始まり、11%高の3516.0円(338.0円高)まで上げて約4か月ぶりに年初来の高値を更新し、株式分割調整後で2006年以来の水準に進んでいる。証券会社のアナリストの投資判断を集計した日本経済新聞の報道(6月12日付)で、「買い推奨の比率が高い銘柄をランキングすると、セガサミーホールディングスが9割で首位だった」と伝えられており、引き続き買いの手がかりとされているようだ。
買い推奨の要因としては、知的財産(IP)で安定収益を上げていることや、トランプ関税の影響度が強くないことなどが挙げられているようだ。新作のゲームソフト発表も少なくない。株価は、時系列的にみると6月11日にサステナビリティ経営に関する「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づく情報開示2025」を発表した翌日から6日続伸となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)