
■月次動向は日本金融事業、東南アジア金融事業の好調めだつ
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は7月15日、次第に反発幅を広げる相場となり、午前11時にかけて461円(9円高)まで上げ、小幅だが2日ぶりに戻り高値を更新している。7月10日にESG投資の代表的な株価指数と位置づけられるFTSE Russellの「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されたと発表。この指数は、日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などがESG投資におけるパッシブ運用のベンチマークの一つとして採用するとされるため、指数構成銘柄としての組み入れ買い需要に期待が強まっている。
7月8日に発表した6月の月次動向では、日本金融事業の債務保証残高が5か月連続で最高を更新し、東南アジア金融事業の中核機関・Jトラスト銀行インドネシアの銀行業における貸出金残高は7か月ぶりに最高を更新した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)