
■米国は制度・電力コストの両面で優位性を持ち稼働体制をさらに強化
トリプルアイズ<5026>(東証グロース)は7月22日、16%高の1267円(171円高)まで上げた後も1200円台で売買され、一段と出直っている。同日午前、「グループ会社のゼロフィールドが米国に3拠点目となるデータセンターを新設」と発表し、期待の強い相場となっている。「ビットコインマイニングインフラの米国展開を加速し、電力コストと稼働信頼性を両立」するとした。
発表によると、ビットコインを中心とした暗号資産マイニングの継続的な需要拡大を受け、米国で3拠点目となるデータセンターをアーカンソー州に新設することとした。本拠点は、既存の2拠点に続く米国での展開の一環として、電気コストの最適化と稼働体制のさらなる強化を目的としている。暗号資産マイニング市場において、米国は制度・電力コストの両面で優位性を持ち、事業インフラの展開先として高い注目を集めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)