松屋フーズHD、希少部位使う新丼商品を発表、主力ブランドの高付加価値化進める

■12月16日から全国展開、税込1180円で提供し客単価向上を狙う

 松屋フーズホールディングス<9887>(東証プライム)は12月11日、傘下の松屋で「カルビと特選ブリスケット肉の合い盛り丼」を16日10時から発売すると発表した。牛一頭からわずかしか取れない希少部位であるブリスケット肉と牛カルビを鉄板焼きで仕上げ、にんにく醤油ソースでまとめた商品構成で、年末の需要期に向けた販売強化策の一環と位置づけられる。価格は税込1,180円で、一部店舗を除く全国店舗で提供する。

 同社は近年、主力ブランド「松屋」を中心に素材訴求型商品の拡充を進めており、希少部位を使った高付加価値メニュー投入を通じて客単価向上と来店誘導を図っている。今回の新作では鉄板焼きによる香ばしさと食べ応えを前面に打ち出し、付け合わせとしてにんにくの芽やキムチを組み合わせることで、スタミナ系メニューの需要を取り込む狙いがうかがえる。

 また、松屋フーズ公式アプリ「松弁ネット」などではクーポン配信や事前予約を展開し、キャッシュレス決済への対応を含めデジタル基盤の強化を進めている。同社は新メニュー販売と並行して各種キャンペーンやモバイルオーダーの利用促進を図る方針で、顧客接点の拡大と収益力向上に向けたブランド運営を続けるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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