リプロセルが一時14%高、「臨床グレードiPS細胞」米国で登録、需要増加に期待強まる

■同社製iPS細胞を用いた製品の申請手続き、薬事プロセスが一層円滑に

 リプロセル<4978>(東証グロース)は7月23日の前場、14%高の225円(28円高)まで上げた後も堅調で出直りを強める相場となった。22日付で「臨床グレードiPS細胞の米国ドラッグマスターファイル登録のお知らせ」を発表、臨床用iPS細胞の販売拡大に期待が強まっている。

 発表によると、同社は、日米欧の主要規制機関の基準に準拠した臨床用iPS細胞「StemRNA Clinical iPSC シードクローン」を製造している。このたび、臨床グレードのiPS細胞について、米国食品医薬品局(FDA)のドラッグマスターファイル(DMF)に登録を完了した。これにより、今後米国で同社の臨床用iPS細胞を用いた再生医療の研究開発や承認申請を行う企業にとって、同社製iPS細胞を用いた製品の申請手続き、薬事プロセスが一層円滑に進められるようになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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