フォーシーズHD、パスと系統用蓄電池事業で業務提携、再エネ普及目指し両社の知見を融合 

■国内全域で高圧・特別高圧蓄電所の開発を共同推進

 フォーシーズHD<3726>(東証スタンダード)は7月28日、パス<3840>(東証スタンダード)と系統用蓄電池事業における業務提携契約を締結したと発表した。両社は出力100MW(蓄電池容量200MWh程度)の蓄電所開発を目標に掲げ、日本全国で高圧・特別高圧蓄電所の共同開発を推進する。再生可能エネルギーの導入拡大と電力供給の安定化に向けた取り組みの一環であり、ファイナンスや技術知見を融合させ、事業の効率化と迅速な展開を図るとしている。

 同社は2024年より太陽光発電や蓄電池事業へ参入しており、現在までに約19MW相当の太陽光発電設備の土地利用権を取得済み。蓄電池事業ではすでに2物件の権利取得が進んでいる。パス社は循環資源ホールディングス株式会社と連携し、バイオマス発電など再エネ領域の知見とネットワークを活かした事業開発を展開。今回の提携では、両社が持つ強みを生かし、新たな事業モデルや顧客開拓を含めた成長戦略の構築を目指す。

 また、AIやWeb3.0を活用した負担金予測システムの導入により、発電所・蓄電所設置時のコスト予測やリスク管理の精度向上を図る。このシステムを活用することで、蓄電池サイトの選定から開発、運用までの一連のプロセスが効率化され、最適な投資判断が可能となる。提携に伴う今期業績への影響は軽微だが、将来的な収益拡大への寄与が期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る