
■スマート農業の推進などにも政策支援が及ぶもようで関連株が広がる期待
井関農機<6310>(東証プライム)は8月5日、上値を追って始まり、取引開始後に8%高の1548円(115円高)まで上げて約2か月ぶりに年初来の高値を更新し、2021年以来の1500円台に進んでいる。「コメ増産へ転換、石破首相がきょう表明」(読売新聞オンライン8月5日朝)などと主な報道で伝えられ、関連株として注目が強まっている。
報道によると、耕作放棄地の拡大を食い止める、輸出の抜本的拡大、などに注力するほか、先端技術を活用するスマート農業の推進、農地の集積など経営の大規模化、法人化による生産性の向上、大規模化が難しい中山間地のコメ作り支援、なども支援対象になるもよう。関連する産業のすそ野が広い支援策になるとして注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)