オーバルは後場もストップ高続く、第1四半期の大幅増益と大規模な自社株買いを好感

■自社株買いは220万株(発行株数の9.82%)、取得総額8億円を上限として実施

 オーバル<7727>(東証スタンダード)は8月12日、取引開始後にストップ高の564円(80円高、17%高)をつけて年初来の高値を大きく更新し、そのまま後場も買い気配を続けている。前取引日の午後に発表した第1四半期(2025年4~6月)連結決算が営業利益2.8倍などと大幅に伸び、発行済株式総数の10%近い220万株規模の自社株買いも発表し、好感されている。

 この第1四半期は、中期計画で「成長期として、これまで整えた基盤を活かし、さらなる成長に向けて邁進」(決算短信より)した。「センサ部門」などが好調で、親会社株主に帰属する四半期純利益も同150.7%増と大幅に伸びた。自社株買いは220万株(自己株式を除く発行済株式総数の9.82%)、取得総額8億円を上限として、2025年8月18日から26年8月17日までの予定で行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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