ネポン、福証本則市場に上場承認、東証と重複上場へ

■九州での認知度向上を重視、個人投資家層の拡大目指す

 ネポン<7985>(東証スタンダード)は8月26日、同社株式が福岡証券取引所本則市場への上場承認を受けたと発表した。これにより同社は東京証券取引所スタンダード市場との重複上場となる。上場日は9月2日を予定している。

 同社は施設園芸用温風暖房機を主力とする農用熱機器の販売を60年以上にわたり行い、農産物生産者の間で一定の知名度を築いてきた。東証スタンダード市場への上場を通じて企業価値向上やガバナンス強化に取り組む一方、農業分野以外にも事業や取り組みの認知拡大を図っている。とりわけ九州地域は同社にとって重要な市場であり、6拠点の営業所を展開するなど販売活動を強化している。

 今回の福岡証券取引所への上場により、九州地域での事業拡大と個人投資家からの認知度向上を進め、株式取引の活性化と企業価値の一層の向上を目指す方針である。同社は引き続き支援を求めつつ、地域に根差した成長を加速させていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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