And Doホールディングス、山口銀行からもサステナビリティ・リンク・ローン契約と融資を獲得

■今年は百十四銀行、愛知銀行、中国銀行などに続き6行目

 ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)は8月30日の午後、山口フィナンシャルグループ<8418>(東証プライム)の株式会社山口銀行(本店:山口県下関市)と「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下:本ローン)について融資契約を締結し、実行されたと発表した。

 サステナビリティ・リンク・ローンは、持続的社会に貢献する事業目標を設定し、達成度によって融資条件が優遇されるローン。And Doホールディングスは、2023年に入ってからでも、すでに5行(百十四銀行、愛知銀行、中国銀行、第四北越銀行、オリックス銀行)とサステナビリティ・リンク・ローン契約を結び融資実行を受けている。

 And Doホールディングスでは、サステナビリティへの取組みとして、不動産流通の活性化を通じて、さまざまな社会課題解決(中古住宅市場の活性化、空き家の有効活用、老後資金の確保、住宅の長寿命化等)に寄与することを表明し、特に、高齢者の住宅確保と資金確保の両面を実現していくことが重要と考え、不動産資産を活用した資金調達の仕組みの構築に取り組んでいる。

 本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲットとして次の2つの目標をSPTsとして設定した。

【ハウス・リースバック仕入契約件数】
・2400件(2023年6月期から24年6月期の2年間累計値)
・3840件(2023年6月期から25年6月期の3年間累計値)

【リバースモーゲージ保証残高】
・285億円(2023年6月期から24年6月期の2年間累計値)
・506億円(2023年6月期から25年6月期の3年間累計値)

 上記SPTsの妥当性は、株式会社格付情報センター(東京都千代田区)より、第三者評価を取得している。And Doホールディングスは、SDGs・ESG経営を推進し、「不動産×金融×IT」で持続可能な事業の成長を図ることで、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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