ツナグGHD、中期計画「Circular Recruiting」策定、30年売上350億円へ

■26~30年の5カ年計画、採用市場のインフラ構築を目指す

 ツナググループ・ホールディングス<6551>(東証スタンダード)は8月28日、2026年9月期から2030年9月期までの5年間を対象とする中期経営計画「Circular Recruiting」を策定したと発表した。少子高齢化や人口減少により深刻化する労働力不足を背景に、同社は「採用市場のインフラになる」というビジョンを掲げ、2030年までに年間50億時間規模の労働需給ギャップ解消を目指す。既存の「コンサルティング×RPO(採用代行)」に加え、退職者や未入社者を再活用するアルムナイ採用や、自治体と連携した外国人材の循環型就労モデルを推進する方針を示した。

 新計画では、サービス業や医療・介護分野を中心に拡大する人手不足に対応するため、国内潜在労働力の活用を進めるほか、アジア各国の人材送り出し機関と協力し、外国人材が「学び・働き・帰国・再循環」する仕組みを構築する。また、2024年度以降はM&Aや資本業務提携も積極的に展開し、採用手法の多様化に応じた事業成長を図る。併せて、DX活用による採用効率化や、人材循環を支えるアプリ基盤を整備し、国内外の人材市場での競争力を強化する。

 数値目標として、2030年9月期に売上高350億円(2025年9月期見通し比1.75倍)、営業利益28億円(同3.2倍)、営業利益率8.0%の達成を掲げた。投資面では5年間で約20億円を人的資本や新規事業に投じ、株主還元は総還元性向40%以上とする方針である。さらに、M&Aの実施にあたっては、株主資本コストを上回るリターンを重視し、ガバナンス体制を強化することで持続的な企業価値向上を目指す構えを示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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