リンカーズ、ビジネスマッチングシステム「LFB」導入50機関突破、地域金融機関を中心に拡大
- 2025/9/4 07:54
- IR企業情報

■サービス開始7年で大台到達、直近3年で商談・収益が急伸
リンカーズ<5131>(東証グロース)は9月3日、金融機関・事業会社向けビジネスマッチングシステム「Linkers for BANK/Business(LFB)」の導入機関数が50機関を突破したと発表した。同システムは地域金融機関の顧客ネットワークと、同社が蓄積してきた技術探索やマッチングのノウハウを融合し、企業間連携や新規事業創出を支援する仕組みである。サービス開始は2018年で、累計約34.8万件の商談を創出し、導入機関の直近3年間では商談件数・成約件数が約200%増、マッチング関連収益は約450%増と大きな成長を遂げた。
代表取締役社長の前田佳宏氏は、導入機関50機関の節目について「地域経済の活性化と新たな価値創造に共感し伴走してくれた金融機関やステークホルダーに感謝する」とコメントした。LFBは、約290万社の企業データベースや約3.8万人の行職員ネットワークを活用し、地域を越えたマッチングを可能にしている。また、利用者の経験やスキルに依存せず提案活動を行える仕組みを備え、導入機関の業務効率化と成約率向上を実現している。
同社は今後、導入機関の拡大とともにシステムの機能強化を進める方針である。具体的にはAIを用いたマッチング精度の向上やデータベースの拡充に取り組み、地域金融機関の支援を一層強化する考えだ。リンカーズは「地域×製品・サービス×企業」の架け橋として地方創生や産業振興に貢献し続ける姿勢を示しており、オープンイノベーションを通じた全国的な地域経済の発展に寄与することを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)