インタースペース、株主優待制度を新設、2025年9月からVJAギフトカード贈呈

■保有株数に応じて年間2万円~4万円分のギフトカードを贈呈

 インタースペース<2122>(東証スタンダード)は9月16日、株主優待制度を導入すると発表した。株主への感謝と投資魅力の向上を目的としたもので、株式の流動性や出来高拡大につなげたい考えである。導入は2025年9月末の株主から適用する。

 優待制度の対象は、毎年3月末と9月末時点で株主名簿に記載された400株(4単元)以上を保有する株主とし、保有株式数に応じてVJAギフトカードを贈呈する。400株以上4000株未満では年間2万円分、4000株以上では年間4万円分が配布される。贈呈は各基準日から3か月以内に行い、9月基準分は定時株主総会招集通知に同封して発送する予定である。

 同社は同制度により、株主との関係強化とともに投資家層の拡大を図る狙いを示した。株主還元を重視する姿勢を鮮明にすることで、中長期的な企業価値向上にもつなげたいとしている。

■マレーシア子会社解散・清算とシンガポール事業休止を決定

 また、同社は同日、海外連結子会社2社の事業再編を発表した。マレーシア子会社は解散・清算し、シンガポール子会社は2026年2月に事業を休止する。両社のアフィリエイトサービス事業はインドネシア法人とタイ法人に集約し、経営資源の効率化と収益性改善を図る。現地法に基づく手続き後に清算が完了する見込みで、当該子会社の業務は他拠点へ引き継がれる。本件の連結業績への影響は精査中としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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