持田製薬、アンドファーマ株20%取得、後発薬・バイオシミラーで協業、安定供給体制を構築

■第三者割当増資と株式譲受で持分法適用関連会社化、製造・供給体制の強化目指す

 持田製薬<4534>(東証プライム)は9月22日、アンドファーマの第三者割当増資の引受けおよび合同会社ジェイ・イー・エイチからの株式一部譲受により、アンドファーマ株式の20%を取得し、持分法適用関連会社化する契約を締結したと発表した。アンドファーマは日医工、共和薬品、T’sファーマを傘下に持つ持株会社であり、後発薬・バイオシミラーを中心に国内で大きな規模を有する。持田製薬は、自社のバイオシミラー開発力とアンドファーマの製造能力を組み合わせることで、製造効率化や安定供給体制の強化を図る。

 持田製薬は「25-27中期経営計画」において、コア事業の収益力強化、成長事業への投資、経営基盤の強化を掲げており、今回の出資はその一環と位置付ける。同社は従来から新薬やオーソライズドジェネリック、バイオシミラーを展開してきたが、後発薬市場における供給不安や医療費抑制といった課題が残る中、アンドファーマとの連携により課題解決を進める方針である。両社の協業によって、国産バイオシミラーの安定供給や効率的な製造体制構築、先発薬と後発薬企業の連携強化が進む見通しだ。

 さらに、伊藤忠商事<8001>(東証プライム)もアンドファーマ株式を取得することを公表しており、同社の原薬調達や流通機能といった商社機能の活用が期待されている。持田製薬は伊藤忠商事と共にアンドファーマ経営に参画し、企業価値向上を目指す。今回の株式取得は2025年10月1日に実行予定であり、将来的にはバイオシミラー事業を通じて収益基盤を安定化させ、医薬品の安定供給と医療経済への貢献を進める戦略的施策とされる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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