【株式市場】日経平均は136円高となり2日続けて終値の最高値を更新、後場再び上値を追う

◆日経平均は4万5630円31銭(136円65銭高)、TOPIXは3170.45ポイント(7.28ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は19億2095万株

 9月24日(水)後場の東京株式市場は、前場の円高が次第に鈍化し中盤から1ドル148円台に戻ったことなどを受け、三菱重工<7011>(東証プライム)や住友電工<5802>(東証プライム)が一段と上げて始まり、ソニーグループ<6758>(東証プライム)は次第に下げ幅を縮小、日立<6501>(東証プライム)は一段ジリ高となった。半導体関連株は高安混在だったが東京エレク<8035>(東証プライム)は一段高など強い銘柄が多い。日経平均は13時頃から前日比で小高くなりはじめ、14時頃からはジリ高となり一時200円高(4万5693円)まで上げ、大引けは2日続伸。2日続けて終値の最高値を更新した。

 後場は、JX金属<5016>(東証プライム)やフジクラ<5803>(東証プライム)が次第高となりデータセンター関連株物色が再燃。テスHD<5074>(東証プライム)は系統用蓄電所に関する大口受注を発表した14時過ぎから急伸。大和自動車<9082>(東証スタンダード)は連日ストップ高となり自民党総裁選の有力候補がライドシェア解禁に積極的とされることなど連日好感。データセクション<3905>(東証グロース)は大引けにかけてストップ高となり投資事業会社代表による保有拡大や払込総額550億円の新株予約権によるAIデータセンター投資など材料視。DMP<3652>(東証グロース)はストップ高となり世界初機能搭載のエッジAI開発キットなど材料視。

 東証プライム市場の出来高概算は19億2095万株(前引けは8億5901万株)、売買代金は6兆52億円(同2兆9383億円)。プライム上場1617銘柄のうち、値上がり銘柄数は734(前引けは649)銘柄、値下がり銘柄数は820(同893)銘柄。

 東証33業種別指数は18業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、その他製品、機械、非鉄金属、情報通信、石油石炭、空運、水産農林、鉄鋼、陸運、小売り、電気機器、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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