ヤマシタヘルスケアHDは上場来の高値に迫る、超音波画像診断装置の薬事認証取得・届出完了など引き続き好感

■今期業績は開発費などで減益の見込みとするが株価は堅調続く

 ヤマシタヘルスケアHD(ヤマシタヘルスケアホールディングス)<9265>(東証スタンダード)は9月25日、再び上値を追う相場となり、5%高の3230円(140円高)まで上げて上場来の高値3285円(2025年8月8日)に迫っている。医療機器専門商社の山下医科機械、医療機器の製造販売や海外製品の輸入を行うイーピーメディック、医用超音波に関する受託研究と超音波を用いた医療機器の開発などを行うマイクロソニックなどの事業子会社を擁す。このところは、マイクロソニックが独自に研究開発を進めてきた乳房疾患の早期発見を目的とした医療機器「BreastScan」(ブレストスキャン)及び「Viewnus-Linear」(ヴィーナスリニア)の薬事認証取得・届出完了との発表(9月5日付)などが期待材料視されている。

 発表によると、乳がんの従来の検査方法には「痛みや不快感」「被ばくリスク」「検査時間や費用の負担」といった課題があり、定期的な受診をためらう方も少なくなかった。そこで同社は、より快適で安心、かつ高精度に乳房の状態を確認できる製品開発に着手し、医療現場のニーズや受診者の声を取り入れ、本製品化に至った。

 今期・26年5月期の連結業績見通しは、人的資本投資にかかる人件費関連コスト、物流センターのリニューアルにともなうコスト、さらにマイクロソニックが開発中の超音波画像診断装置「ブレストスキャン」にかかる研究開発費の計上などにより、営業利益を5億90百万円(前期比29.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億54百万円(同42.6%減)を見込んでいるが、株価はこれを発表した25年7月中旬から上昇基調となって8月の上場来高値に進んだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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