ヤマハ米子会社、東南アジア最大手エンターテインメント企業POPSと協業、アルファ世代に音楽体験を拡大

■インドネシアでピアニカ体験、ベトナムで音楽教室認知拡大を推進

 ヤマハ<7951>(東証プライム)は9月25日、米国子会社のYamaha Music Innovations(YMI)が、ベトナム拠点のエンターテインメント大手POPSと協業を開始したと発表した。POPSは4億人以上にリーチ可能なデジタル基盤を持ち、音楽やアニメなど多様なコンテンツを展開している。今回の協業では、インドネシアとベトナムを対象に「リアル体験」と「デジタル拡散」を融合したプロモーションを実施し、アルファ世代を中心に音楽文化の浸透を図る。

 インドネシアでは10月に小学生向けのピアニカイベントを開き、インフルエンサーの発信を通じて幅広い拡散を目指す。ベトナムでは12月から2026年3月にかけてヤマハミュージックスクールの認知拡大を目的としたプロモーションを展開する。インフルエンサーを活用し、音楽の楽しさをより広範に伝えるモデルを構築する計画だ。こうした活動は、若年層への楽器普及や新規需要の喚起にもつながるとみられる。

 YMIは世界各地でスタートアップやプラットフォームと協業しており、今回の取り組みによって単独ではリーチ困難な層への訴求が可能になるとしている。POPSは「現実世界での音楽体験とデジタルの無限の可能性を融合できる」と強調し、YMIも「東南アジアでの顧客基盤拡大と新ビジネス創出を目指す」としている。両社は「リアル体験×デジタル拡散」を新たなプロモーションモデルとして位置づけ、次世代クリエイター文化の発展を後押しする考えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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