NEC、渋谷スクランブル交差点を7面広告でジャック「社会価値創造」を発信

■渋谷交差点をブルーに染める4日間、社会に向けた意思表明

 NEC<6701>(東証プライム)は9月25日、東京・渋谷スクランブル交差点の大型ビジョン7面を活用した屋外広告を展開すると発表した。期間は9月28日までの4日間で、ブランドカラー「NECブルー」を基調に「わたしたちの社会価値創造は、でかい。」というメッセージを掲出し、街全体を印象的に染め上げる。広告は、同社が掲げる「社会価値創造」というテーマの大きさを可視化し、多様性を象徴する渋谷の中心から広く社会に発信する狙いがある。

 同社は2013年に「社会価値創造型企業」への変革を宣言して以降、安全・安心・公平・効率を軸に持続可能な社会の実現に向けた事業を推進してきた。今回の広告展開は、社会に対する強い意思表示であると同時に、社員自身が「自分とNECのPurpose」を見直す契機と位置づけられている。社内調査では、88%の社員がPurposeに共感し、83%がそれを意識した行動をとっていると回答しており、理念が社員の意識や行動変容につながっていることが確認された。

 さらに同社は創立記念日に合わせて「NEC Way Day」を毎年開催し、社員一人ひとりが社会価値創造への理解を深める機会を設けている。2025年のアンケートでは99%が理解の深化を実感し、98%が挑戦・貢献意欲を示した。NECは今後も社員と社会に向けてPurposeを浸透させ、テクノロジーを通じて社会課題の解決に挑み続ける方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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