ビットコインが一段急落し13.94安、一時3万6000ドル割る、FOMCを控え動揺

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■相場的には何度もあり毎回最高値更新のため絶好の仕込み場との見方も

 米国でビットコイン相場が急落し、前週末1月21日のCME(シカゴマ―カンタイル取引所)のJAN2022(先物1月物)は13.94%安の3万6725ドル(5950ドル安)となった。「一時3万6000ドルを割り込み、昨年7月以来の安値を付けた」(Bloombergニュース1月22日9:49)などと伝えられた。

 急落の要因としては、米国の金融政策決定会合(FOMC:連邦公開市場委員会)を1月25日から26日に控え、今年の利上げ回数について3回とする予想や4回とする予想があるなど、金融引き締め観測に濃淡があり、取引市場から緩和マネーが引き上げる観測などが再燃したもようだ。

 この急落について、日本の株式市場関係者からは、「相場として見た場合、このような下げは何度も繰り返されてきた。そして毎回、最高値を更新してきた。今回の下げは昨年11月の最高値からの調整であり、きのう今日始まった下げではなく、騒ぐ必要はない。ここからの下げは絶好の仕込み場になるのではないか」といった見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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