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インティメート・マージャー、商業不動産向け「オルタナティブリアルエステートデータ」提供開始
- 2025/10/6 07:52
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■ナウキャストのSaaS「DataLensHub」と連携、技術提供も開始
インティメート・マージャー<7072>(東証グロース)は10月3日、商業不動産分野のDX戦略高度化を支援する新サービス「オルタナティブリアルエステートデータ」の提供を開始したと発表した。ナウキャストの業界特化型データ活用SaaS「DataLensHub」への技術提供も併せて開始する。同サービスは、パブリックDMPを基盤にWeb閲覧履歴、位置情報、SNS投稿など多様なデータを分析し、従来の勘や経験に頼る営業判断の限界を補完する。潜在顧客や好条件物件の発見、エリア将来性の評価を多角的に支援し、商業不動産事業者の意思決定と営業効率を向上させる。
従来の商業不動産業界では、市場データの制約や人的ネットワークに依存した情報収集が主流であったが、消費ニーズの多様化やエリア特性の変化により、リアルタイムかつ精緻な分析の必要性が高まっていた。同社は2024年12月から非伝統的なデータを用いた「オルタナティブデータセット」の活用を進めており、今回それを商業不動産領域に展開。出店戦略やリーシング営業の精度向上を実現する新たな選択肢として注目される。
「オルタナティブリアルエステートデータ」は、興味関心や消費行動に基づく営業支援、エリア特性に応じた物件提案、多様なデータ連携による高度分析が可能である。ナウキャストが保有する決済・人流データと組み合わせ、より精緻なインサイト提供が期待される。インティメート・マージャーは今後、商業不動産以外の業界にもサービス展開を拡大し、企業のデータドリブン経営と変革を後押ししていく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)