【株式市場】日経平均700円超下落、4万8600円台に、新政権で材料出尽くし感

■ソフトバンクG急落、非鉄・半導体株軟調

 10月22日、日経平均株価の下げ幅が700円を超え、4万8613円70銭(10時2分現在)まで下落している。前日の米株高を受けて取引序盤は底堅く推移したものの、新政権発足による「材料出尽くし感」から利益確定売りが優勢となった。高市内閣発足を機に市場では積極的な買いを控える動きが強まり、主力株中心に調整が進んだ。

 一方、為替市場では1ドル=151円70銭台と円安・ドル高基調が続き、輸出関連株の下支えとなった。午前10時時点で東証プライム市場の値上がり銘柄数は1072、値下がりは458と、全体では上昇銘柄が優勢となっている。業種別では33業種中21業種が上昇しており、輸送用機器、建設、繊維、小売などが買われた。一方、非鉄金属や情報・通信、電気機器は軟調だった。

 個別銘柄では、第一稀元素化学工業<4082>(東証プライム)が14%超高の794円と値上がり率首位となった。ブイキューブ<3681>(東証プライム)、七十七銀行<8341>(東証プライム)、西日本フィナンシャルホールディングス<7189>(東証プライム)なども上昇率上位に入った。一方、ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)が9%超安の2万2635円と大幅に下落し、住友金属鉱山<5713>(東証プライム)やSCREENホールディングス<7735>(東証プライム)などの半導体・非鉄関連株の軟調が指数を押し下げた。全体としては、新政権発足後の利益確定売りと為替動向をにらんだ選別買いが交錯する展開となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  2. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  3. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  4. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  5. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  6. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る