LMG子会社コムニコ、SNS運用ツールの利用実態を調査:継続利用意向86.7%、利便性と効率化を高評価
- 2025/10/22 08:11
- IR企業情報

■UIの分かりやすさやチーム管理機能が高評価、業務効率化に寄与
ラバブルマーケティンググループ(LMG)<9254>(東証グロース)の子会社コムニコ(東京都港区)は10月21日、自社開発のSNS運用効率化ツール「comnico Marketing Suite(コムニコ マーケティングスイート)」に関する利用実態調査の結果を発表した。2025年9月に契約中企業68社を対象として実施したもので、「継続利用意向度」は86.7%、「毎日利用」は48.5%に達した。調査では「利便性」「業務効率化」が継続理由の上位を占め、同ツールが日常業務に浸透している実態が示された。
調査結果によると、「満足度」は85.2%で、「不満」との回答はほとんど見られなかった。特に「UIが分かりやすく初心者でも使いやすい」「複数人でのアカウント管理が容易」「コメント監視機能が優れている」との意見が多く、チーム運用や監視機能の利便性が評価された。「おすすめしたいポイント」では「初心者でも使いやすい」「複数SNSを一括管理できる」がともに51.4%で最多、次いで「運用時間が削減された」(44.5%)が続いた。これらの結果から、業務効率化と操作性が高い満足度につながっていることが確認された。
同ツールは2012年の提供開始以来、SNS運用支援分野で利用が拡大し、2025年3月時点で累計有償契約アカウント数は5000件を突破した。投稿管理、分析、コメント監視などを統合したSaaS型ツールとして、企業や広告代理店、制作会社などが活用している。コムニコは今後もSNSプラットフォームの仕様変更に対応しながら、機能追加や改善を継続する方針を示した。同社は2008年の設立以来2600件以上のSNS開設・運用支援実績を持ち、ラバブルマーケティンググループ全体としても「愛されるマーケティング」を掲げ、運用型マーケティング領域の強化を進めている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)