【主なニュース&材料】AI×IoT・教育DX・再資源化・健康科学・宇宙探査・M&A――社会課題解決と企業価値向上へ

■金急落・株高・株主還元・ヘルスケア・セール施策

・楽天グループ<4755>(東証プライム)・はなホールディングス:AIとIoTを活用した「次世代型ICT保育園」構想を推進。通信インフラとデジタルソリューションを組み合わせ、保育現場の安全性・業務効率を強化。モデル園「はな保育室こまきはら(仮称)」を11月開設予定。

・キッコーマン<2801>(東証プライム):CFP・三井化学と連携し、廃プラスチックを油化して再資源化。生成油を再びプラスチック化し、容器資材に再利用。循環型経済を実現するモデル構築へ。

・フジッコ<2908>(東証プライム):加工昆布摂取により健康長寿関連胆汁酸「イソアロリトコール酸」産生促進を確認。腸内環境改善や免疫機能調整に寄与する可能性を発表。

・ispace<9348>(東証グロース):トヨタ自動車<7203>(東証プライム)と次世代月面ローバー開発で技術評価支援契約を締結。トヨタの車両統合技術を活かし、高性能・高信頼の探査車設計を推進。

・塩水港精糖<2112>(東証スタンダード):今期経常利益を21.7%増に上方修正。業務用砂糖販売の堅調推移と特別利益6億円計上が寄与。

・(銘柄分析)クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム):26年2月期は大幅増益予想。高橋書店の連結効果とM&A推進で収益拡大。

・(銘柄分析)マルマエ<6264>(東証プライム):26年8月期は半導体需要回復と子会社KMAC連結で大幅増収増益見通し。

・(銘柄分析)エスプール<2471>(東証プライム):25年11月期は2桁営業増益予想。障がい者雇用支援や環境経営支援サービスが伸長。

・(銘柄分析)トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム):26年2月期は増収増益予想。既存店売上が好調で上振れ・連続増配期待。

・環境フレンドリーホールディングス<3777>(東証グロース):神奈川県真鶴町でペロブスカイト太陽電池初導入。自立型電源システム実証で再エネ信頼性向上へ。

・エイチ・アイ・エス<9603>(東証プライム):沖縄の観光土産店運営サウスウイングを9.6億円で子会社化。旅行事業との連携強化。

・THE WHY HOW DO COMPANY<3823>(東証スタンダード):インフラ測定機メーカーのグッドマンを買収。老朽化水道対応でAI探索機など需要拡大。

・クオンタムソリューションズ<2338>(東証スタンダード):香港子会社がイーサリアム2,000ETHを約11.8億円で追加取得。暗号資産戦略を拡大。

・クリアル<2998>(東証グロース):箱根仙石原でハイエンドホテル開発着手。リゾート型不動産事業を本格展開へ。

・フジコピアン<7957>(東証スタンダード):福証本則市場への上場承認取得。重複上場で投資家層拡大と流動性向上へ。

・リプロセル<4978>(東証グロース):産総研とiPS細胞ゲノム編集で共同研究契約締結。高精度な遺伝子改変技術を確立へ。

・CAICAデジタル<2315>(東証スタンダード):子会社ネクスの5Gモデム「UNX-05G」が地域BWA接続確認完了。公共・教育分野で活用拡大へ。

・THECOO<4255>(東証グロース):株主優待を拡充。長期保有株主に最大9600円相当の「Fanicon」ポイント付与。

・Arent<5254>(東証グロース):建設大手2社と総額最大9億円の共創案件を受注。設計・施工自動化で収益安定化。

・ほぼ日<3560>(東証スタンダード):米国子会社「Hobonichi Inc.」を設立。北米でのほぼ日手帳販売を本格展開。

・L is B<145A>(東証グロース):BIMソリューション企業「IU BIM STUDIO」を約5.5億円で買収。建設DX強化へ。

・金相場:国際金価格が前日比約5%安の4050ドル。田中貴金属工業の店頭価格は1グラム2万1830円(1540円安)。ドル高と米長期金利上昇が重荷。FRBの早期利下げ観測後退や中国投機筋の売りで下落加速。金市場は4000ドルを下値攻防ラインとし、短期調整局面入り。

・ノジマ<7419>(東証プライム):横浜DeNAベイスターズ応援「日本一になると思って準備しちゃってましたセール」を11月3日まで開催。最大3万円分ポイント還元や抽選会を実施。モバイルアプリ会員限定特典を通じ顧客関係深化とアプリ利用促進を狙う。

・ファンデリー<3137>(東証グロース):医師執筆Webメディア「パワーアップ!食と健康(第63回)」を配信。兵庫医科大学ささやま医療センター岩佐沙弥氏が骨粗しょう症とフレイル予防の食事法を解説。乳製品や魚、大豆製品摂取、日光浴・運動の重要性を紹介。

・ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム):自己株式4203万3200株(発行済株式総数の2.86%)を10月末に消却。発行済株式は約14億2800万株に減少見込み。中間配当は1株22円、配当総額313億円で変更なし。資本効率向上と株主還元強化を継続。

・日経平均株価:高市新政権の政策期待と円安を背景に史上最高値更新。円相場は1ドル=155円台に下落。輸出企業収益改善期待や内需拡大観測が株高を支える。財政拡張の副作用であるインフレ懸念は残るが、当面は上昇基調継続の見通し。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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