伊藤園、日清シスコと群馬〜宮城間で共同輸送開始、重軽混載でCO2排出量18%削減

■群馬〜宮城間で重軽混載を導入、飲料とシリアルを同一トラックで輸送

 伊藤園<2593>(東証プライム)は10月31日、日清シスコと群馬〜宮城間における重軽混載による共同輸送を開始したと発表した。飲料とシリアルを同一トラックで輸送することで物流効率を高め、CO2排出量の削減と持続可能な物流体制の構築を図る。両社は2025年10月から本格稼働を始め、環境負荷低減とドライバー不足解消を目指している。

 共同輸送では、重量物の伊藤園製飲料をトラック荷台下段に積載し、その上部の空きスペースに軽量貨物である日清シスコのシリアルを積み込む。これにより、荷台の容積を最大限に活用する仕組みを確立した。通常、協業混載では積み下ろし箇所の増加による長時間労働が課題となるが、日清シスコ製品を伊藤園の出荷倉庫に集約することで積地を一本化し、作業効率を大幅に改善した。

 両社が個別に群馬・埼玉〜宮城間で輸送していた従来方式と比べ、今回の共同輸送では積載率が向上し、トラックの使用台数削減とともにCO₂排出量を約18%減らせる見込みとなった。伊藤園と日清シスコは今後も業界や業種を超えた連携を進め、環境配慮と効率性を両立した持続可能な物流ネットワークの構築に取り組む方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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