ディスラプターズ、通期予想を上方修正、HR好調と特別利益が押し上げ

■マーケティング事業と法務DXが想定上回る伸びを示す

 ディスラプターズ<6538>(東証スタンダード)は11月25日、2026年3月期通期連結業績予想の上方修正を発表した。2025年5月の前回予想から売上高は微増にとどまるが、利益項目はいずれも大幅に伸びる見通しとなった。営業利益は496百万円から720百万円へ、経常利益は451百万円から674百万円へ、親会社株主に帰属する当期純利益も342百万円から565百万円へ上方修正した。

 修正の背景には、同社の主体事業であるマーケティング事業の好調がある。特にHR領域が堅調に推移し、DX事業における法務DXも業績を押し上げた。事業ポートフォリオの複数領域で需要が拡大したことが利益成長に寄与した。

 さらに、子会社株式の譲渡に伴い、11月25日付で解決金130百万円を受領し、特別利益として計上する見込みとなった。この一時要因も利益押し上げの要因となり、通期連結業績は前回予想を大きく上回る見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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