ReYuu Japan、暗号資産トレジャリー子会社を正式決議、最大1億米ドル融資枠で段階取得へ
- 2025/12/10 07:41
- IR企業情報

■出資比率70%で連結子会社化、港区に新拠点
ReYuu Japan<9425>(東証スタンダード)は12月9日、暗号資産トレジャリー戦略の推進を目的とした合弁会社(子会社)「ReDigital株式会社」の設立に関する主要事項を決議したと発表した。暗号資産を活用した中長期的な財務戦略の中核拠点として位置付け、連結子会社として運用基盤を構築する方針だ。合弁会社は2026年1月の設立を予定し、決算期は10月とする。
新会社の資本金は100万円で、所在地は東京都港区とした。出資比率は、ReYuu Japanが70%を保有し経営権を確保する。戦略実行の支援パートナーとしてSeacastle Singapore Pte. Ltd.が15%を出資するほか、同社役員・従業員や関係者が個人で合計15%を出資し、事業へのコミットメントを明確化する体制とした。
同子会社は、カナダのUniversal Digital Inc.との間で予定されている最大1億米ドル(約150億円)の融資枠の活用を視野に、暗号資産の段階的な取得と運用を進める計画である。Seacastle社は同社株式の約24.92%を保有する主要株主でもあり、国際的な企業運営の知見を活用しながら、グローバルな外部資本と連携した先進的トレジャリー戦略の実現を目指す。業績への影響は現在精査中としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















