リボミック、慈恵大・関西医科大と光免疫療法で3者共同研究、培養細胞試験で有望な成果
- 2025/12/10 07:39
- IR企業情報

■アプタマー活用の光免疫療法で動物試験段階へ
リボミック<4591>(東証グロース)は12月9日、学校法人慈恵大学および学校法人関西医科大学との間で、光免疫療法に関する3者共同研究契約を締結したと発表した。これまで慈恵大学と進めてきたアプタマーの光免疫療法への応用研究が、培養細胞試験で有望な成果を示したことを受け、研究段階を動物試験へと進める。
新たに参画する関西医科大学からは、日本初の光免疫療法研究拠点となる同大学附属光免疫医学研究所の高倉栄男准教授が研究代表として加わる。3者連携により、アプタマーを用いた光免疫療法の開発力強化と研究推進を加速し、実用化に向けた多角的な実証研究を進める。
同研究は、がん領域を中心に患者負担の少ない新たな光免疫技術の確立を目指すものとなる。なお、同契約の締結に伴い、慈恵大学との2者間契約は終了し、両大学への研究費支払いが発生するが、同社業績への影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























