関西電力とBIPROGY、再エネの「アワリーマッチングシステム」実証開始、コーポレートPPA活用
- 2025/12/23 07:44
- IR企業情報

■発電データと消費データを1時間単位で照合し、改ざん困難なブロックチェーン上で管理
関西電力<9503>(東証プライム)とBIPROGY<8056>(東証プライム)は12月22日、コーポレートPPAを活用した「アワリーマッチングシステム」の実証開始を発表した。再生可能エネルギーの電力供給量と電力消費量がリアルタイム(1時間単位)で一致していることを証明する仕組みの確立を狙う。
実証では、再エネ設備の発電データと需要場所の電力消費データを1時間単位で照合し、改ざんが困難なブロックチェーン上で管理する。これにより、発電された再エネ電力がリアルタイムで消費されていることの証明を可能にする。
役割分担として、関西電力が実証の立案とシステム全体の評価を担い、BIPROGYが実証システムの開発と技術課題解決の支援を担う。近年は「24/7CarbonFreeEnergy」への関心が高まり、GHGプロトコル改定に向けた検討でもアワリーマッチングが論点となっており、両社は実用化を通じて再エネ導入拡大への貢献を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























