リボミック、高活性抗ATXアプタマー「RBM-006」で新規物質特許出願

■マウス糖尿病網膜症モデルで薬効確認、次期主力候補に位置付け

 リボミック<4591>(東証グロース)は1月14日、高活性抗オートタキシンアプタマー「RBM-006」について、新規物質特許を出願するとともに、マウス糖尿病網膜症モデルで薬効を確認したと発表した。オートタキシン(ATX)は脂質メディエーターLPAを産生する重要酵素で、眼科領域では緑内障や滲出型加齢黄斑変性、糖尿病網膜症などへの関与が示唆されており、同社はアプタマー技術を活用した新規治療薬開発を進めている。

 今回創製したRBM-006は、既存の抗ATXアプタマーを上回る高い活性を持ち、鎖長も短い点が特徴で、特願2026-002511として特許出願を完了した。自社研究および東京大学医学部眼科学教室との共同研究を通じ、複数の眼科疾患に対する治療効果を検証しており、その一環として、ペリサイト脱落により惹起されるマウス糖尿病網膜症モデルで眼底出血を顕著に抑制することを確認した。

 糖尿病網膜症では抗VEGF薬が第一選択とされる一方、長期治療でも半数以上で十分な効果が得られないとされ、新たな作用機序の治療薬が求められている。同社はRBM-006を次期主力候補と位置付け、既存開発品umedaptanib pegolとの優先度を今後の試験結果を踏まえて判断する方針だ。製薬企業とのパートナーリングによる早期事業化も検討しており、本件による2026年3月期業績への影響はないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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