豊田自動織機、トヨタ不動産系がTOB開始、1株1万8800円で非公開化へ

■国内外の規制当局による審査完了

 トヨタアセット準備は1月14日、豊田自動織機<6201>(東証プライム)の株券等に対する公開買付け(TOB)を1月15日から開始すると発表した。同社はトヨタ不動産が同取引のために設立した完全子会社であり、国内外の競争法令などに基づく全てのクリアランス取得が完了したことを受け、実施に踏み切る。買付価格は、当初予定していた1株1万6300円から引き上げ、1株当たり1万8800円とした。

 同件は、トヨタ自動車<7203>(東証プライム)グループ内における資本関係の抜本的な見直しの一環である。豊田自動織機を非公開化することで、短期的な業績変動に左右されない経営基盤を確立し、物流ソリューション分野など次世代モビリティ領域への投資を加速させる狙いがある。トヨタ自動車は保有する約24.66%の株式を継続保有する一方、それ以外の全株式を取得対象とする。買付予定数の下限は1億2621万5300株で、成立後はスクイーズアウト手続きを経て非公開化される見通しだ。

 豊田自動織機は同日、取締役会において本公開買付けへの賛同および株主への応募推奨を決議した。同取引を通じてトヨタグループとの連携を一層深化させ、モノの移動に関するリーディングカンパニーとしての成長を目指す。また、同取引に関連し、同社が保有するトヨタ自動車やデンソー<6902>(東証プライム)などグループ主要各社の株式についても、各社が実施する自己株式TOBに応じて売却し、資本効率の向上を図る計画である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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