NISSHA、ベトナム医療機器メーカーを子会社化、ステント国産大手を60%取得

■設計から製造まで一貫体制を活用し医療事業を加速

 NISSHA<7915>(東証プライム)は1月23日、ベトナムの医療機器メーカーであるUSM HEALTHCARE MEDICAL DEVICES FACTORY JOINT STOCK COMPANYの株式を取得し、子会社化すると発表した。取得後は同社株式の60%を保有し、資本金規模から特定子会社に該当する見込みとなる。株式譲渡の実行は2026年3月を予定している。

 同社は長期的な成長戦略として、2030年に連結売上高に占めるメディカル市場の比率を50%に高める方針を掲げている。USM Healthcareは循環器向けステントや整形外科向け機器を手掛け、設計・開発から承認、製造、販売までを一貫して行う垂直統合体制と価格競争力を強みとする。ベトナムで唯一の国産ステントメーカーとして、国産医療機器優遇政策を背景に成長を続けている。

 東南アジアでは経済発展と医療水準の向上により医療機器市場が拡大している。NISSHAは米国を中心に医療機器CDMO事業を展開してきたが、今回の子会社化によりアジアでの製造基盤を獲得する。米国や日本の顧客基盤、設計・開発・製造の知見、品質マネジメントを活用し、既存事業の強化と東南アジアにおけるCDMO事業の地理的拡大を進める考えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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