【狙い場・買い場】一蔵は好買い場のチャンス、2ケタ増益、利回り3.6%、PER6倍の優れ銘柄

狙い場・買い場

 一蔵<6186>(東マ・100株)は950円前後でモミ合い、値固めが進んでいるので狙ってみたい。昨年12月暮れに上場、高値1259円から1月21日の854円まで約32%下げの調整から足元では950円を挟んだモミ合いだ。

 新規上場株の場合、上場直後の高値から5割安となることがほとんどだが、同社の場合、下げは比較的小さくかなり強い相場展開といえる。背景には、和装人気、インバウンド関連人気が底流にあり業績の好調なことがあるとみていいだろう。

 上場後初決算の今3月期・第3四半期累計では営業利益が通期予想を上回った。通期予想の営業利益10億2000万円(前期比31.1%増益)は上振れが濃厚である。EPS152.0円も上回りそうだ。しかも、配当は期末一括の35円だから利回り3.68%は魅力的である。

 PERでも6.2倍と割安が顕著。一気に高値挑戦に向かう可能性はありそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る