【株式市場】日経平均は大幅高の3日続伸となり新規上場株は高値引け

株式市場

◆日経平均の終値は1万7233円75銭(294円88銭高)、TOPIXは1379.95ポイント(20.63ポイント高)、出来高概算(東証1部)は20億1976万株

チャート15 14日後場の東京株式市場は、14~15日に開催される日銀の金融政策決定会合を見定めたい雰囲気があり、前場上げた主力株は概して高値モミ合いに転じる銘柄が目立ったが、中で三井不動産<8801>(東1)三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は大引けにかけて一段ジリ高となった。日経平均は前引けの352円28銭高(1万7291円15銭)を高値に一進一退となったが3日続伸。終値での1万7000円台回復は3月4日以来となった。主な株価指数はすべて高い。

 後場は、ペプチドリーム<4587>(東1)が引き続き米リリー社とのライセンス契約やみずほ証券による目標株価の引き上げなどを材料に2日連続ストップ高を続け、アウンコンサルティング<2459>(東マ)は主製品の開発・販売共同作業などを好感してストップ高を続け、データセクション<3905>(東マ)もビッグデータやAI(人工知能)関連事業などが期待されてストップ高を継続。コーセーアールイー<3246>(JQS)は11日発表の1月決算や今期見通しなどが好感されてストップ高気配のまま大引けに売買成立。

 本日新規上場となったLITALICO(りたりこ)<6187>(東マ・売買単位100株)は12時53分に1880円で初値が付き、公開価格1000円の88%高。後場2280円まで上げ、そのまま高値引けとなった。

 東証1部の出来高概算は20億1976万株(前引けは10億4001万株)、売買代金は2兆620億円(同1兆129億円)。1部上場1942銘柄のうち、値上がり銘柄数は1702(同1785)銘柄、値下がり銘柄数は177(同115)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは全33業種が値上がり)し、食料品を除く全業種が高い。

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