【話題株】明電舎が燃費不正・三菱自の「不名誉」着せられる格好で値下がり率トップ

話題株

■三菱自の大口取引先とされて売られるが業績好調で過剰反応の見方

 明電舎<6508>(東1・売買単位千株)は21日の後場寄り後に9%安の495円(49円安)前後で推移し、燃費データ不正問題で揺れる三菱自動車<7211>(東1)の大口取引先とされて東証1部の値下がり率トップになった。4月12日以来の500円割れとなっている。

 三菱自は前場から売り気配のままストップ安の583円(150円安、20%安)に張り付き、値がつけば東証1部の値下がり率トップは三菱自になるが、「今のところは明電舎が「不名誉」を一身に背負っている形」(市場関係者)だ。

 ただ、本日の明電舎株は出来高が激増し、売る人はいるが買う人も急増の状況。業績は連続最高益を更新する見込みで、PERも14倍前後のため割高感はないといえる。三菱自向けが鈍化する影響はありそうだが、本日の下げは過剰反応との見方がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る