日立国際電気が東南アジアや韓国の放送機器市場に期待し出直る

株式市場 銘柄

■株価は今期減益見通し発表前の水準を上回り信用売りの買い戻し期待

 日立国際電気<6756>(東1・売買単位100株)は23日、続伸の始まりとなり、取引開始後に1398円(79円高)と出直りを強めている。20日付で、東南アジア最大の放送機器展「BCA2016」および韓国最大の放送機器展「KOBA2016」への出展を発表。オリンピックの東京開催に向けて日本メーカーの優位性発揮などに期待が広がった。

 今期・2017年3月期の業績は連結営業利益を前期比22%減と見込み、これを発表したあとの株価は一時下落した。だが、5月12日頃からは発表直前の株価1275円(4月25日の終値)を回復。当面の減益傾向は消化済みとの見方がある。減益にも関わらず株価が強いため、信用売りを買い戻す動きが強まるとの見方があり、その場合は上げに拍車がかかる可能性がある。

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