天皇陛下のビデオメッセージ受け日本金銭機械やオーイズミが再び急伸

株式市場 銘柄

■7月に一斉高となった印刷株は高安マチマチで始まる

 日本金銭機械<6418>(東1・売買単位100株)は9日、続伸の始まりとなり、取引開始後に1230円(52円高)まで上げて7月22日につけた年初来の高値1284円に迫った。7月に天皇陛下の「生前退位」が取り沙汰された際に急伸。8日、天皇陛下のビデオメッセージが伝えられ、あらためて紙幣や貨幣の更新需要などに思惑が広がった。PERは40倍前後になるが、業績よりも思惑材料で買われているため問題にならないようだ。

 オーイズミ<6428>(東1・売買単位100株)も出直りを強め、取引開始後は675円(39円高)。ただ、7月に一斉高となった印刷株は高安マチマチの始まりとなっている。

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