電通は第2四半期好調で10%高の大幅続伸

株式市場 銘柄

■決算期変更のため単純比較はできないが営業利益34%増加

 電通<4324>(東1・売買単位100株)は15日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に10%高の5620円(500円高)まで上げて戻り高値を更新した。

 12日に第2四半期決算(2016年1~6月、米国会計基準)を発表し、決算期変更のため単純比較はできないものの、前第2四半期累計期間(15年4~9月)との比較で売上高が4%増加し、営業利益は34%増加したことなどが好感されている。12月通期の見通しは据え置き、1株利益は284.77円のため、直近の株価はPER19倍台。事業環境は東京オリンピックに向けた宣伝需要などが一段と強まる状況のため期待は強いものがある。

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