アステラス製薬が通期収益予想を増額し自社株買いなども発表

株式市場 銘柄

■コア営業利益は40億円増額し2740億円、前期比2.4%の増加に

 アステラス製薬<4503>(東1・売買単位100株)は28日の正午、第2四半期の連結決算と3月通期の予想修正、および自己株式の取得(自社株買い)などを発表。 為替の影響に加え、本年4月に日本で実施された薬価改定の影響等もあり第2四半期の連結売上高(2016年4~9月累計)は6517億円(前年同期比5.2%減)となった。前引けの株価は1567.0円(17.0円高)だった。

 ただ、3月通期の見通しは、売上原価率の低下や16年4月に実施したグローバル皮膚科事業の譲渡に伴う譲渡対価の収益認識額が期初予想を上回る見通しであることなどにより、売上高を下方修正、コア営業利益並びにコア当期純利益を上方修正。売上高は1兆3000億円(期初予想から500億円の下方修正)を見込み、コア営業利益は2740億円(期初予想から40億円増額、前期比では2.4%の増加)、コア当期純利益は2020億円(期初予想から30億円増額、前期比では1.6%の増加)を予想するとした。

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