日本航空がドイツ証券の推奨観測など好感し3ヵ月半ぶりの水準に進む

株式市場 銘柄

■アジア太平洋地域の航空会社では最も推奨と伝えられる

 日本航空<9201>(東1・売買単位100株)は14日、朝から3200円(24円高)を上回って推移し、終値でも3200円台なら7月27日以来約3ヵ月半ぶりという出直り相場になった。ドイツ証券が四半期決算の内容などに基づき、アジア太平洋地域の航空会社では日本航空を最も推奨するとしたと伝えられ、注目再燃となった。

 同社には、2017年3月末まで企業再生にともなう政府の公的支援や投資制限があり、支援終了後の株価見通しには慎重な姿勢もある。このため同証券が推奨との話には半信半疑の見方もあるが、円安が進むようであれば海外からの観光客が再び増加する要因になるため見直す様子はある。

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