メタウォーターはベトナムのホイアン市から下水処理施設を受注

■日本下水道事業団が実施する「海外向け技術確認」を受けた技術

 メタウォーター<9551>(東1)は、このたび、月島機械<6332>との共同企業体として、独立行政法人 国際協力機構(JICA)による日本の政府開発援助(ODA)の無償資金協力案件「ホイアン市日本橋地域水質改善計画」について、ベトナム国のホイアン市との間で請負契約を締結したと発表した。

 今回採用された下水処理システム「前ろ過散水ろ床法」は、同社が発展途上国向けに開発を進め、地方共同法人 日本下水道事業団が実施する『海外向け技術確認』を受けた技術であり、「省エネルギー」「容易な維持管理」「安定した処理水質」「低LCC(ライフサイクルコスト)」などの特徴がある。
 
 この技術を活かし、「ホイアンの古い町並み」として世界遺産に登録されているホイアン市において、下水処理施設の新設および下水路の改修を行い、名所「日本橋」地域の水質改善を図ることにより、同市の生活衛生環境の改善、観光資源の保全による地域経済の開発促進に寄与するとしている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る