インテリジェント ウェイブの第2四半期は、金融業界等での設備投資件数増加で大幅増収増益

■キャッシュレス決済の推進と決済手段の多様化に対応する設備投資案件も増加し、事業環境は良好

 インテリジェント ウェイブ<4847>(JQS)の第2四半期は、金融業界、クレジットカード業界での設備投資の件数は増加していることから大幅増収増益となった。

 今期17年6月期業績は、売上高37億93百万円(前年同期比26.6%増)、営業利益2億47百万円(同22.2%増)、経常利益2億74百万円(同27.4%増)、純利益1億91百万円(同31.7%増)となった。

 新規の設備投資案件やシステムの統合、更新のほか、訪日外国人客の急速な増加と2020年の東京オリン ピック・パラリンピック競技大会の開催を控えて、キャッシュレス決済の推進と決済手段の多様化に対応する設備投資案件も増加していることから、同社の事業環境は良好といえる。

 また、政府機関や企業に対するサイバー攻撃の件数が著しく増加するなか、サイバーセキュリティ対策の商談も堅調に推移している。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高47.4%(前年同期41.5%)、営業利益30.9%(同28.3%)、経常利益34.3%(同29.4%)、純利益34.7%(同30.3%)となっている。進捗率は、前年同期を全て上回っていることから上振れも期待できる。

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