京写が4日続伸基調となり年初来の高値を更新

株式市場 銘柄

 プリント配線板の世界的大手・京写(きょうしゃ)<6837>(JQS)は3月1日、一時3%高の360円(10円高)をつけ年初来の高値を更新した。前日比変わらずの日を一日はさんで4日続伸。1月下旬に発表した第3四半期決算が堅調で、評価し直す動きが強まったとの見方が出ている。

 第3四半期の連結決算(2016年4~12月)は、車載関連機器向けの拡大が続き、IoT(身の回りの機器のインターネット化)向けが立ち上がりを見せ、映像機器関連向けは上向いてきたとし、営業利益は前年同期比4%増加し、経常利益は同じく7%増加した。「上期は思わしくなかったが、夏以降は海外での受注改善効果などによりかなり復調し、3Qだけ(10~12月)をみれば過去最高に近い出来になった」(会社側)としている。(HC)

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