富士コンポ―ネントは17年3月期通期連結業績予想の上方修正を発表

■主力製品であるリレー、タッチパネルが車載市場向けを中心に引き続き堅調に推移

 富士コンポーネント<6719>(東2)は17日、17年3月期通期連結業績予想の上方修正を発表した。

 17年3月期連結業績予想の売上高は前回予想を5億60百万円上回る486億60百万円(前回予想比1.2%増)、営業利益は80百万円上回る9億80百万円(同8.9%増)、経常利益は3億40百万円上回る7億10百万円(同91.9%増)、純利益は2億50百万円上回る4億60百万円(同119.0%増)と当初予想を上回る見込み。

 売上高は、主力製品であるリレー、タッチパネルが車載市場向けを中心に引き続き堅調に推移し、当初予想を上回る見込み。

 営業利益については、増収効果により、当初予想を上回る見込み。なお、経常利益、純利益は為替差損の金額が当初想定していたよりも減少したことから利益幅が膨らむ見込み。

 上方修正により、当初、前期比で減収減益見込みであったが、一転、増収増益になる見込み。

 ちなみに、対前期比では、売上高0.8%増、営業利益8.0%増、経常利益38.7%増、純利益26.5%減となる。

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