nmsホールディングスが後場一段高、好決算だった銘柄の再評価に乗る

株式市場 銘柄

■「ONO’sVoice」(社長の声)でベトナム事業の拡大を伝え注目される

 製造業向け派遣などのnmsホールディングス<2162>(JQS)は16日の後場一段高となり、14時50分にかけて15%高の954円(128円高)まで上げて3日連続の年初来高値更新となった。第1四半期(4~6月)の連結経常利益、純利益が前年同期比で黒字化し、第2四半期の見通しを増額修正。以後、断続的に高値を更新しており、業績回復に乗る相場が続いた。

 6月締めの決算発表がヤマを越え、好決算だった銘柄を再評価して注目し直す動きにもある。14日付けでは、同社・小野社長がホームページに近況を乗せる「ONO’s Voice」でベトナム事業の概況を概要説。「特に、ベトナムでの事業展開は順調に推移し(中略)、現地への事務所設立から6カ月間で、1000名を超える人員を確保することができ、製造受託についても、車載部品のアッセンブリ業務を皮切りに受託案件が順調に増えつつあります」などとした。(HC)

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