【銘柄フラッシュ】本日上場のホクリヨウが順調で2日目のALBERTはストップ高

銘柄

 20日は、前場、為替の円安基調回復などが好感されてファナック<6954>(東1)が5日続けて上場来の高値を更新し、終値は1.2%高、東京エレクトロン<8035>(東1)は売り上げ高の海外比率7割とあって5.2%高と戻り高値、同じく5割を超える東芝<6502>(東1)は1.3%高。ハリウッドの世界的な字幕スーパー制作大手の買収を発表したイマジカ・ロボット ホールディングス<6879>(東1)は15.9%ストップ高となった。

 巴川製紙所<3878>(東1)は25.6%ストップ高となり、ジャパンディスプレイ<6740>(東1)が消費電力を大幅に削減するパネルを開発と発表して5.4%高となった中で巴川紙の特殊拡散フィルムを使用と伝えられたため期待が高揚。米アップル社の腕時計型端末「アップルウオッチ」への期待が盛り上がり、フォスター電機<6794>(東1)は2.9%高となり連日高値に進み、村田製作所<6981>(東1)は1.2%高だが5日続伸となり戻り高値を更新。

 政府が横浜と大阪にカジノを開設する構想と昨日伝えられ、東急建設<1720>(東1)が5.7%高となり2日ぶり高値、アマテイ<5952>(東2)は大阪地盤でカラー釘(クギ)など有名と47.1%ストップ高。セガサミーホールディングス<6460>(東1)は0.5%高にとどまったが、会社セガネットワークスとの提携が伝えられたデータセクション<3905>(東マ)は11.2%高の急反発となった

 本日新規上場となった養鶏、鶏卵の大手ホクリヨウ<1384>(東2、売買単位100株)は買い気配で始まり、9時19分に公開価格460円に対して9%高の501円で売買が成立し初値を形成。その後505円まで上げ、終値は485円。

 また、昨日上場したビッグデータ分析などのALBERT(アルバート)<3906>(東マ、売買単位100株)は大引けもストップ高の7430円(1000円高)となり、昨日つけた初値6040円から大幅続伸。類似銘柄とされるサイジニア<6031>(東マ)も次第に上昇ピッチを強めて15.8%ストップ高となった。

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