【株式市場】2月・8月決算銘柄の好業績が目立つとされ日経平均は約21年ぶりに2万1000円台を回復

株式

◆日経平均の前引けは2万1003円50銭(48円78銭高)、TOPIXは1639.25ポイント(0.88ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億2239万株

チャート11 13日(金)前場の東京株式市場は、ファーストリテイリング<9983>(東1)など2月・8月決算銘柄の好業績が目立つことなどが言われ、株価指数の先物も強く、日経平均は11時にかけて77円32銭高(2万1032円94銭)まで上げて9日続伸基調となった。取引時間中としては1996年12月以来の2万1000円台回復。約21年ぶり。一方、TOPIX、東証マザーズ指数、日経平均JASDAQ平均は軟調。

 日本航空<9201>(東1)が年初来の高値に進み相次ぐ提携などが好感され、松屋<8237>(東1)は第2四半期決算などが好感されて活況高。サンバイオ<4592>(東マ)は脳梗塞薬の開発などに期待が強く大幅続伸。エスプール<2471>(JQS)は11月期の業績に期待が再燃とされて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算はオプションSQ算出の割に盛り上がらず9億2239万株、売買代金は1兆6145億円。1部上場2030銘柄のうち、値上がり銘柄数は841銘柄、値下がり銘柄数は1094銘柄となった。(HC)

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