【株式市場】円高のため日経平均は一時104円安だがマザーズ指数やJASDAQは高い

株式

◆日経平均の前引けは2万2657円08銭(75円87銭安)、TOPIXは1778.94ポイント(1.62ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億8135万株

チャート6 27日(月)前場の東京株式市場は、米国でS&P500指数やNASDAQ指数が最高値を更新したため株価指数の先物が先駆高となり、日経平均は取引開始後に108円48銭高(2万2659円33銭)まで上げた。任天堂<7974>(東1)は2008年以来の高値を更新。ただ、円相場が強含んで推移し、自動車株を見ると高い銘柄と安い銘柄が混在。日経平均は11時にかけて104円49銭安(2万2446円36銭)まで軟化し、前引けも75円87銭安(2万2474円98銭)となった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 ニッカトー<5367>(東1)がEV(電気自動車)用の次世代バッテリーとして注目される「全固体電池」関連株戸の見方から連日急伸し、精養軒<9734>(JQS)はイケメン若手タレントが同店の料理のファンだとテレビで公言したとされたことや、上野動物園の子パンダが12月中旬公開になることへの期待などが言われて連日急伸。YKT<2693>(JQS)は「量子コンピューター」関連銘柄とされて5日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は少なめで6億8135万株、売買代金は1兆2198億円。1部上場2038銘柄のうち、値上がり銘柄数は990銘柄、値下がり銘柄数は942銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る