【新春相場展望】2018年前半は上値追いに慎重、お盆を目安に上昇トレンドへ=長島和弘

日経平均株価=1万8700円~2万4000円を予想

 日経平均株価は、11月9日に23382.15円と上昇しましたが、欧米株に対する出遅れ感、今期予想PER15倍台と買い進まれたため、今2018年3月期業績見通しをほぼ織り込んだと思われます。

 世界景気は、日米欧の主要国に加え、新興国ではブラジルが底入れするなど資源国でも回復基調となっています。米国では10年で1.5兆ドルという大型減税法案が成立。2018年1月から連邦法人税率を35%から21%へと引き下げ、個人所得税も大幅に軽減しますから、米国景気の堅調持続で日本企業の業績を下支えすると期待されます。

 ただ、中国では金融引き締めリスクが懸念されはじめていますので、2月上旬に予定される今18年3月期第3四半期決算発表で好材料出尽くしからいったん調整することも想定し、年前半は上値追いに慎重と思われます。

 5月上旬に予定される3月期本決算の発表で、19年3月期業績の好調見通しが明らかになれば、日銀によるETF買いが下支えする形で8月半ばのお盆を目安に上昇トレンドを描くと予想します。

 日経平均株価の予想レンジは、1万8700円~2万4000円。(バランス投資顧問 投資情報室室長 長島和弘)

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