巴工業の今期第1四半期は2ケタ増収大幅増益

■香港拠点による樹脂販売と深圳コンパウンド事業が伸長

 巴工業<6309>(東1)の今期第1四半期は2ケタ増収大幅増益となった。

 売上高に関しては、機械製造販売事業では、国内官需向け部品・修理および国内民需向け機械、装置・工事の販売が伸長した。また、海外向け機械、装置・工事の販売も堅調であったことから、15億96百万円(前年同期比31.0%増)と好調であった。
 一方の、化学工業製品販売事業も電子材料分野、工業材料分野、化成品分野の売上が伸びたことに加え、香港拠点による樹脂販売と深圳コンパウンド事業が伸長したことから、79億21百万円(同9.0%増)となった。

 利益面については、機械製造事業では増収効果により、営業利益△94百万円(前年同期△3億10百万円)と赤字幅が大幅に縮小した。
 化学工業製品販売事業では、比較的収益性の高い障がいの売上が伸びたことに加え、香港拠点と深圳コンパウンド事業の増収効果により営業利益4億67百万円(前年同期比20.4%増)となった。

 その結果、第1四半期連結業績は、売上高95億17百万円(同12.1%増)、営業利益3億73百万円(同378.7%増)、経常利益3億74百万円(同533.6%増)、純利益2億52百万円(前年同期△01百万円)となった。

 第1四半期から大幅増益となるなど、前期とは全くの逆パターンの幸先の良いスタートとなっている。

 しかし、今期18年10月期通期連結業績予想は、売上高428億円(前期比4.2%増)、営業利益21億円(同4.5%減)、経常利益21億円(同5.4%減)、純利益14億30百万円(同4.9%減)と増収ながら、減益を見込んでいる。

 第1四半期で、大幅増益となったことから、今後の株価の動向が注目される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る